健康豆知識「元気通信」

筋肉ダイエット!?

更新日:2018.08.01
執 筆:整体師 浅野祐樹

突然ですが、ダイエットをするとしたら、まず何をすることを思い浮かべますか?
ほとんどの方が食事制限をまず始めに考えるかと思います。
もちろん間違いではないですが、食事制限ダイエットはやり方を間違えるとリスクがあるのです。
そのリスクとは、太りやすい体になることです。

えっ!と思われた方、こんな経験はないですか?
「これしか食べてないのに前よりも太りやすくなった気がする」この一番の原因は、筋肉量低下によって基礎代謝が下がったことが原因です。

ダイエット成功の鍵は、基礎代謝を上げること

まず、年齢にもよりますが、基本的に男性は一日の平均基礎代謝が1200~1500カロリー、女性の平均基礎代謝は1000~1300カロリー消費されていきます。

一日の基礎代謝よりも摂取カロリーが下回る生活をしていけば、体重は減っていきます。
しかし、食事制限ダイエットはやり方を間違えると、基礎代謝が下がって太りやすい体になります。
逆に基礎代謝を上げれば、寝ていても痩せていく夢のような体を作れます。

筋肉をつけて基礎代謝を上げる!

では、どうすれば基礎代謝を上げることができるのでしょうか?
それは、筋肉をつける事です。
筋肉をつける為に必要なことは、「栄養」と「運動」です。

筋肉をつける「栄養」

エネルギーを消費していくのには順番があります。
その順番は、糖質→タンパク質→脂質→ケトン体の順です。
邪魔な脂肪を消費するためには必ず糖質とタンパク質が減っていきます。

注目してもらいたいのは特にタンパク質です。
タンパク質は筋肉を作ります。脂肪を燃焼するためにタンパク質を控える食事制限をしていくと、筋肉を作るタンパク質が減っていく一方です。
その結果、筋肉がどんどん落ちていきます。
筋肉は基礎代謝を上げるので、筋肉量が減っていけばどんどん基礎代謝が下がっていきます。
基礎代謝が下がった状態で食べて太るのがリバウンドです。

頑張って食べたいものを我慢して、大好きな甘い物や脂っこいものを我慢した結果がリバウンドして体重が増えて、更に太りやすい体になったら何も良い事がないまま終わってしまします。こうはなりたくないですよね?
そうならない為には、栄養と運動が必要です。

筋肉をつける「運動」

「ダイエットにはやっぱり運動か~」って思われた方も多いかと思いますが、健康にダイエットするなら運動は絶対に必要です。
運動した後にしっかりタンパク質をとれば筋肉が増えます。
筋肉が増えれば基礎代謝が上がって勝手に痩せやすくなります。
スタイルも筋肉があった方が綺麗なクビレを作れますよ。

あと、運動のメリットは自律神経を鍛えられることです。
立ち上がる動作一つとっても沢山の自律神経を使います。
運動するだけで、自律神経失調症になりづらくなって、症状が緩和していきます。
自律神経失調症の予防改善にもなり、更に太りづらい体になれるなんてこれ以上のメリットはありません。

僕は最近、ゴールドジムに通い始めました。日々、体の見た目や体調が変化していくのが感じるので、もっと早くやっとけば良かったと後悔しています。(笑)