当院院長のブログ

現状維持では生活が…

2019.06.21更新


こんにちは、院長の田島です。

令和が始まり1か月が経ちました。
平成が懐かしく感じますね。令和には慣れてきましたでしょうか。
改元は、大きな変化でした。

3月のブログでは、「変化はストレス」ということをお伝えしました。

変化を恐れ、現状維持のままが良いと感じる人は多いのではないでしょうか。
現状維持を求める心理作用を「現状維持バイアス」と言います。

「現状維持バイアス」とは、大きな変化や未知なるモノを避け、現状を維持したくなることを指します。
変化や未知なるモノはストレスであり怖いので、現状のままでいたいという気持ちはよく分かります。

(バイアスとは「先入観」「偏見」という意味を表します。
気になる方はGoogle先生で検索してみてください。)

これからの時代は、「現状維持では難しくなってきているのではないか」と、私は感じています。
個人レベルでは現状を維持していても、会社ルール・国のルール・世界的な環境変化などで、今の状態を続けることが難しくなっていく時代なのではないでしょうか。
会社の状態により給料の維持・働き方のペース、今年は消費税増税・働き方改革・電子マネーの導入、世界規模では温暖化や環境汚染などで強制的に変化を強いられ、現状の生活を維持出来なくなってきています。
個人レベルでも、転勤・病気・結婚・離婚・介護など考えると、現状を維持することは本当に難しいことだと感じます。

この様に、私たちの生活には変化が多く存在していますが、人は「現状維持バイアス」という心理作用が働くことで、変化をストレスに感じます。

変化をストレスに感じる背景には、今より損をするかも・苦痛になるかもという、プロスペクト理論の「損失回避性」が働いている可能性があるようです。

前回のブログで「『損得で行動、感情』が変わる」を書きましたが、損をする・不快になる・役に立たないと感じて思考をすると、コルチゾール、ノルアドレナリンなどの交感神経系のホルモンが分泌されやすくなります。
少しの変化には対応出来たとしても、大きい変化や慢性的なストレスがある時は、自律神経の働きが弱まり、ストレス・変化に対応しようとするホルモンが枯渇してしまいます。すると、行動・感情が弱くなってしまい、余計に現状維持バイアスの心理作用が働きます。

ストレス・変化に対応して現状を少しずつ良くするには、体の休息や心のゆとりを持ち、自律神経のレベルを良い状態に「維持」することが必要です。
自律神経は日々変化に対応して疲弊するので、当院では自律神経調整の施術をおススメしています。

それでも現状が変わらず苦しんでいる時は、一旦今の状況から離れて新しい場所や人の意見を聞き、今ある自分の価値観・思考の癖を理解することも良いでしょう。
不調を改善しようと努力しても現状が変わらない場合は、肩の力を抜いてありのままを感じてみることで、現状を打破出来る考えが浮かんでくるかもしれません。
力を抜いて、深呼吸しましょう。

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