当院院長のブログ

変化に対応、適応することで健康になる?

更新日:2024.03.28
執 筆:整体師 田島健次

2024年に入り3カ月がたちましたが、皆さんはどう感じて生活していますか?
その人の置かれている立場や環境によりますが、何か大きな変化が浮き彫りになっているように感じませんか?(何も感じていない人は、それはそれでいいですよ)

例えば

  • 少し前と比べると、寒暖差が激しくないでしょうか。
    世界各地でも大雨や干ばつ、寒波などが起こっています。
  • 戦争が続いている。 あまり実感がない。
  • 株価上昇で景気がいい? 実生活は苦しくなっている。
  • 不正やハラスメント問題、働き方の選択など。

このブログは、健康に関する情報を提供するのに、何を言っているのと思われた方、いますよね。

変化に適応

実は心身の健康(自律神経)を保つには、環境変化に適応することが重要なのです。
結論を先に言いますと、環境に適応すれば、心身ともに健康でいられますということです。

新しい環境に飛び込む、新しいことを始める時にはストレスが多くかかります。
新しいことを始めるときは、怖い、不安と感じませんか。
それは、人間の当たり前の反応です。

大昔、狩りをするときは命がけですので、初めて会う動物、初めての場所にはどの様なリスクがあるかを感じ、恐怖、不安を生み慎重に行動するということがDNAに記憶されているそうです。

それが今にも色濃く残っています。
この機能のおかげで新しい環境、新しい価値観、新しいシステムにストレスを感じて「行動しない」「やらない、分からない」と現状維持を望みます。
これが「恒常性維持機能」ホメオスタシスです。
まさしく自律神経の機能ですね。
体温を一定に保ち、血圧、心拍の調整に関わります。

恐怖と不安を感じると、心理ホメオスタシスが発動して、血圧、心拍が上がり、ドキドキ・ソワソワしたり、冷や汗や手足の冷えが現れたりします。

恐怖や不安を感じた時だけではなく、楽しい時や好きな人が近くに来た時もドキドキ、ソワソワしませんか?
同じ生理反応なのに気持ちが全然違いませんか?
なぜ違うかというと、ズバリ「捉え方」です。違う言い方では「認識、経験」の違いです。

捉え方ひとつで

例えば、新しいことをする時のドキドキを楽しいと感じる人と不安と感じる人がいるとします。

何の違いでしょうか。

それは経験の数。
新しい世界に飛び込み成功や成果が出た時の喜びの数。

イケメンが近づいてきてドキドキするのと、嫌いな上司が近づいてきてのドキドキの違いは?
認識、捉え方が違うだけですよね。

これからは、強制的に環境が変わる可能性があります。
その時に備えて、今までの認識や信念、思い込みを手放すことをお勧めします。
前提として

  1. 完璧に物事をやろうとしない。
    ねばならないをやめる。「私はポンコツです。」
  2. 失敗して当たり前
    失敗は自分が思っているだけで、他人はそこまで見ていない、気にしてない、興味がない。
    失敗はない。
  3. 小さな新しいことに挑戦(経験の数を増やす)
    新しいお店に行く。いつもと違う分野の本や動画などから、違う価値観を受け入れる。

皆さんも小さな環境変化、心理変化から適応能力を上げて、心身に共に軽くなって元気に過ごしましょう。


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