当院院長のブログ

孤独でいると体調にも影響?

更新日:2023.03.23
執 筆:整体師 田島健次

あなたの今の生活は「孤独」ですか?それとも社会や人と「関与」していますか?

また変な質問から入りました。

孤独とは

孤独な人には、体の不調、悲観的な考え、人に対しての軽蔑の感情が起きています。
孤独を感じるのは、何らかのストレスによる疲労、意欲低下が起きている時です。

社会や人と関与している人は、行動的で体が元気、楽観的、人に対する敬意を持っています。
関与ができている時は、充実感で満たされ、幸福ホルモンや意欲を出すホルモンが出ているのです。

(敬意と軽蔑については、1月のブログを参考にしてください。)

社会や人と関与し続けるには、敬意をはらい、謙虚に共感して、誠実な行動をとり「分かち合う力」を持つことが大切です。

孤独な時は、一人で頑張りすぎて、物事が八方塞がりで体も心も疲れ切っており、自己嫌悪から自己否定感が強まり、誰もわかってくれないんだと対立心が芽生えます。
「分かち合う力」ではなく「支配する力」、エゴが強化されます。

例えば、独裁者、ワンマン社長、威圧感のある上司、暴力的な夫、妻、部活の監督、コーチなど、権力、支配力がある人は孤独になる傾向があります。

力を持つと、自己陶酔に陥り、他者のことよりも自分の欲求を優先して抑制がきかなくなり、人に対する思いやり、配慮、良心といった感覚が鈍くなります。

いかりや長介さんを知っていますか?たまたま見つけました。参考までに↓
Youtube「【名言】「聖者の行進」宇野弁護士 いかりや長介さんの名言」(別タブが開きます)

「関与」とは

「関与」とは、仕事や他者への支援、貢献に対する平等な関係性だと考えます。
平等な関係が作れない場合は、どちらかが崩れ、疲労や意欲低下が起こり、孤独に陥ります。

健全な関与で仕事に取り組むと、充実感、充足感が得られ、より自分を高める努力をして、能力が上がり結果を出し続け、多くの人と関与が増すことで社会貢献に繋がり、良い影響が生まれ、喜びや幸福感を感じて、体も心も元気な状態を保てます。

仕事で喜びも幸福感も充実感も感じられないと思う方は、外的環境の影響を受けすぎているかもしれません。

あなたの職場環境は、どうでしょうか?
支配的な社長、上司、軽蔑し合う同僚、不平不満ばかり言う部下など、この様な環境では、自律神経が乱れ鬱傾向になりやすいです。

環境は中々、変えるのが大変です。
外的な環境を変える前に、自分の内的環境を整えましょう。

なぜかと言いますと、社会や人と関与をするには、自分の体、心が満たされ、充足感、幸福感を感じていることが大切だからです。そうすると、自分、他者、社会に敬意がはらえ、共感、感謝の気持ちが高まります。
「分かち合う力」が外的環境を変化させることになります。

まず自分を満たしてください。
自分の時間をとりましょう。
ゆっくり寝る時間、好きなことをやる時間をとり、好きなものを食べましょう。
好きな飲み物を飲みましょう。
悔しかったら泣きましょう。
イライラしたら怒鳴りましょう。
面白かったら大声で笑いましょう。
感動したら泣きましょう。
嬉しいときは笑顔になりましょう。

思考で考え時間を使うのではなく、楽しいな、気持ちいいな、心地いいなという感覚を重要に、本能に任せてやってみましょう。


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