当院院長のブログ

目標と欲求とは

更新日:2019.01.25
執 筆:整体師 田島健次

2019年が始まりました。平成最後の年ですね。
今年はどの様な年になるのでしょうかね。

平成も終わり新しい年号になりますし、AIがもっと身近になり、キャッシュレスが進み、カード決済や無人のレジが増え、お金を持たなくなる人も増えていき、消費税が上がり、外国人労働者が増えていくのではと個人的に感じています。

変化の多い年になりそうですね。
それもスピードがドンドン速くなっている様に感じますね。

変化や新しい事を始める時は、心理的にストレスがかかります。
変化に対応できるように、日頃から自分の体、心の状態を把握し、疲れたら休息、ケアをして、心身共に健康で充実した日々を過ごしたいですね。

心身共に健康で充実した生活を送るには、「目標」が必要です。
そう、新しい年になると今年の抱負を考える人が多いですよね。
「目標と抱負の違いは?」
「目標」はゴール、達成する目的。
「抱負」は目標を達成するための決意や計画。
だそうです。詳しく知りたい人は辞書やグーグル先生で調べてみてください。

新年に立てた「目標」や「抱負」を計画的に達成出来たことがある人はいますか?
私は・・・途中で目標を忘れています。

「目標」を達成できないと、自分は意志がない弱い人間なんだと感じて、自己否定に陥りやすい方がいます。
そうなると、自信がなくなり萎縮して精神的ストレスが上がるため、自律神経が乱れる原因にもなります。

「目標」が達成できないのは自分が弱いのではなく目標設定が高すぎたり、自分の意志とはズレた目標を設定したりしたからです。
目標とは欲求です。「こうしたい」「こうなりたい」「誉められたい」「認められたい」いっぱい思いつくことを設定するのが良いでしょう。

目標が多い方が充実した生活を送れます。
例えば、目標を達成してしまった人が燃え尽き症候群になってしまうことがあります。
1つの大きな目標は良いかもしれませんが、それ以外に小さな目標設定を多くした方がモチベーションを維持できるということです。

ちょっと頑張れば達成できそうな目標は工夫したり(色々、思考力を働かせると大脳新皮質が活性化して、辺縁系(自律神経)に良い刺激がはいります)、行動力を上げたりして(体を動かすことにより血流が上がり、脳に酸素と栄養が届けられ活性化します)、達成出来た時には(幸福感と自己肯定感が上がる事により精神的ストレスが軽減して自律神経も正常に動き出せます)、次の目標に積極的になれるという良い循環になります。

うつ状態で、起きるのも辛い時には目標なんて立てられないよって思いますよね。
生活の中で今の自分が出来る事を目標にしてみてください。

朝、目覚ましをかけて一旦起きる。カーテンを開ける。
顔を洗う、歯を磨くなどこの様な事も目標です。
この様な事を紙に書いておき、達成出来たら大きく丸を付けるなど、自信や自己肯定感が上がり、モチベーションも上がります。

このブログでは、自信や自己肯定感という言葉が多く出てきます。
自信喪失や自己否定的な考えは、ストレスを高め自律神経の乱れる原因にもなるので、自信や自己肯定感はとても大切です。

どの様な自分でいたいかをイメージして目標を立ててみる事をお勧めします。
本年もよろしくお願いいたします。

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