当院院長のブログ

ボーっとしている時は脳の活性化!?

更新日:2020.04.17
執 筆:整体師 田島健次

4月は新年度ですね、環境が変わった人もいると思います。
また、春になり暖かくなってボーっと集中力が低下してしまう事はありませんか?
暖かくなって春の風にあたって散歩や日向ぼっこは、最高のリラックスになり日頃の緊張した脳や体のリセットにはいいですよね。

集中力を上げるには

集中しなきゃいけないのに集中力が続かない、周囲の雑音が気になって気がそれてしまう。
この様な経験をした方は多いのではないでしょうか?
好きな事や楽しい事、気持ちいい事をしている時はリラックスして周囲の雑音が気にならなく集中していませんか?

集中とリラックスは何か反対のイメージがあります。
集中は交感神経優位、リラックスは副交感神経優位の感じがします。
確かに自律神経はこの様な作用がありますがリラックスの反対は緊張なのです。

緊張状態では気持ちがザワザワしたり焦る気持ちが出てきて物事に集中はできません。
例えば、心配事や悩み事、不安な事があると仕事や勉強が片手間になりませんか?

ストレスがあると目の前にある事をやらなくてはいけないのに他の事が気になって注意力が散漫になり、正しい判断が出来ずにケアレスミスが起きやすくなります。
また、過剰に緊張することで集中力が低下します。

(職場にストレスとなる上司や先輩がいると仕事の生産性が低下します。そして、雰囲気のいい職場は生産性が上がりいい結果が出やすいのです。)
去年の11月のブログにも詳しく書いているので、参考にしてください。

集中力が発揮される時はリラックスしている事が重要になります。

リラックスとは?

リラックスとリラクゼーションは同様の意味があり、リラクゼーション研究のハーバード・ベンソン氏は、リラクゼーション反応の「4つの基本要素」についてこう述べています。

  • 静かで落ち着ける環境…邪魔が入らない、静かで落ち着ける環境
  • 心を向ける対象を持つ…音や言葉、呼吸などに集中
  • 受動的な態度…雑念などは受け流す、うまくいっているか気にしない
  • 楽な姿勢を保つ…少なくとも20分は同じ姿勢を保つ

この様な状態を想像してみてください。

そうです。座禅、瞑想、マインドフルネスをやっているような感じがしませんか。
Apple、Google、Amazon、Facebookなどの企業は瞑想やマインドフルネスを取り入れています。
なぜこの様な企業が瞑想やマインドフルネスを取り入れているのかは定かではありませんが、ハイスピードの時代と最先端で働く人はストレスが多くなり、集中力・注意力が削がれケアレスミス・画期的なアイデアが生まれにくくなります。
そのため、社員一人一人のストレスケアとパフォーマンス維持のため取り入れているのではないでしょうか。

もちろん大企業の人たちだけがストレスが多いわけではありません。
私達の日常生活にもストレスが多くあるので、リラックスした状態で集中力を上げる為に日頃から瞑想やマインドフルネスを取り入れてみてはいかがでしょうか。

本格的にやらなくても、静かな場所で目を閉じゆっくり呼吸をするだけで緊張感がとれるでしょう。
それでも緊張感が緩和できない場合は、ヨガ・整体・リラクゼーションマッサージなどにお願いしましょう。

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