今昔物語

第6章 「異変」

酷い生活リズムで毎日身体が重く、寝不足のせいか昼間にすごい睡魔と戦いながらなんとか仕事をこなしていました。
しかしよく風邪を引いていました。

悪い生活リズムで心身共に疲れている中、あるきっかけで身体に「異変」が現れました。
そのきっかけとは・・・忘れもしません、高熱で倒れ救急車で運ばれたのを境に身体と心がおかしくなりました。
折角なので、詳しく憶えているのでお話しますね。(笑)

それは、残暑厳しい9月のことでした、連休前にいつものように飲みに行き、次の日は二日酔いとのどの痛み。
いつもの事と思い市販の風邪薬を飲んで寝ていたのですが、一向に改善せず逆に熱っぽくなり体温は37度ぐらいの微熱。
一晩寝れば大丈夫と過信して次の日のゴルフの準備を始めた1時間後、急に立っているのが辛くなり倒れました。
家族の人が気付いた時は、意識が朦朧としていたそうです。

私がはっきり覚えている記憶は、病院のベッドの上で点滴を打たれている時で、もちろん次の日のゴルフはキャンセルして休みました。(当たり前ですね)

熱もすぐに下がったのですが身体の重さが酷く、すぐに息苦しくなってしまう状況から段々と皆様もご存じの自律神経の乱れの症状がどんどん出てきました。
その時は自律神経の知識がなかったのです(涙)

私の主な症状は、微熱、動悸、息切れ、頭痛、肩こり、不眠、のどの違和感、便秘腹痛、無気力、イライラ、膝関節の痛み、パニック。
特に電車の中、漠然とした不安感、いや~~今考えると辛いですね~~

その当時、自律神経、うつとまだまだ今ほど認知度が低かったせいかどうしたらいいか分からず、周りにも理解されない辛さとも戦っていました・・・