当院院長のブログ

あなたに必要なことってなに?

更新日:2025.11.27
執 筆:整体師 田島健次

今年も残すところあと1ヶ月になりました。

どの様な1年でしたか?
やりたいことを進められたり、目標・目的を達成できたりしたでしょうか。

まだ1ヶ月あります。
やりたいことを進める前に、やめる必要があることを今回のブログのテーマにします。

情報過多で消耗

現代は、大きな病として情報が多すぎるという問題が起きています。
人類の進化に対して、1日に閲覧する情報量が完全にパンクしているのです。
人間というのは、選択枠が多ければ多いほど実はとても疲弊してしまい、大事なリソースを浪費します。

リソースとは、資源という意味で、時間・お金・エネルギーなどです。

行動が継続出来ない理由は、リソースの枯渇にあります。

心理学の領域でも「情報過多はストレスや燃え尽きと関連する」と言われています。
特にSNSの“追いかけすぎ”は、不安を煽り、自律神経の交感神経(がんばるスイッチ)を押しっぱなしにしがちです。
結果として眠りが浅い、肩や首がこる、集中力が続かない――といった不調が出やすくなります。

さらに「選択肢が多すぎる問題」。
夕飯のメニュー、仕事のツール、学びの方法、健康法…候補が増えるほど意思決定は疲れるものです。
研究でも、選択肢が多いと満足度や行動継続にマイナスに働くことがあるとされています。

「決めきれない」「やり始めても続かない」の裏には、決断で消耗した心身と、減ってしまったリソース(時間・お金・エネルギー)がある――ここを理解しておくと自分を責めずに済むようになります。

まずは“情報ダイエット”から(今日からできる3ステップ)

  1. 入ってくる量を絞る
    動画やSNSはタイマー10分、通知は必要最小限に。
    量を減らすだけで脳の処理負担が下がり、呼吸が深くなります。
  2. 選択肢をあらかじめ“固定”する
    「夕飯は3パターン」「運動は散歩かストレッチの2択」「仕事のツールは今月はこれだけ」――あらかじめ“メニュー表”を作っておくと、毎回ゼロから考える必要がなくなり、選択の疲労を防げます。
  3. 体を戻す合図を決める
    目を閉じて6秒吐く×3セット、ぬるめの入浴、寝る前30分の画面オフなど、身体感覚を戻す時間を作ると、副交感神経(休むスイッチ)が入りやすくなります。
    負荷の高い認知課題は交感神経を高めるので、切り替えの“儀式”が有効です。

“完璧に追う”を手放すコツ

  • 良い情報も取りこぼしてOK
    「全部知る」は不可能。
    重要度Aのものだけ拾えれば十分です。
  • “とりあえず始める”のハードルを下げる
    運動は5分、片付けは1か所、学びは1ページ。
    選択と開始の負担が下がると継続しやすくなります。
  • 夜の決断は翌朝に回す
    意思決定の疲れ(いわゆる“ディシジョン・ファティーグ”)は判断ミスや消耗の一因。
    「夜は回復、朝に重要判断」が理にかなっています。

年末はイベントも業務も増える時期。
情報と選択の“量”を減らし、体の声を聴く余白をつくるだけで、自律神経は安定へと向かいます。

モチベーションが湧かないのは「怠け」ではなくリソース不足のサイン。
まずは満たすこと(睡眠・栄養・小さな達成)から整えていきませんか?


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