今昔物語

第7章 「落胆」

点滴で熱も下がったのですが、扁桃腺が腫れているという事で薬を貰い2日間休養を取り次の日出勤しました。

身体が重いのと動きが悪いのは寝過ぎと薬のせいと思い気にしてなかったのですが、大事をとって早めに帰宅して早めに休む生活を続けていました。
しかし、一向に症状が改善せず、それどころか益々身体の不調が酷くなっていきました。
辛かったのは、微熱が続いた事でした。 
今までの元気で過ごしていた自分と違いすぎるので「落胆」して、急に漠然と将来の不安に襲われ汗が大量に顔、手、足、脇に出てきました。
この状況はおかしいと思い色々病院で検査をしました。
もちろん異常なしです。

仕事も休みがちになり、有休が少なくなると休めなくなる不安感や、上司やお客さんに迷惑が掛ってしまうのではという罪悪感で、勝手に自分を苦しめ休んでいるのに色々考えていました。
(自分が休んでも会社は問題ないのに・・・笑)

仕事もいっぱいいっぱいなので仕事後や休日に出掛ける事は出来ず、友人や同僚に付き合い悪いな~とか、体調悪いのは気のせい、お酒飲めば治るよと言われ、この辛さが解ってもらえない歯がゆさと折角誘ってもらっているのに断っている自分に落胆していました。

会社と自宅の往復も大変で、今までは最寄り駅まで行くのに自転車か歩きで行っていたのですが、それも辛くて家族に駅まで車で送ってもらっていました。

その時は電車に乗るのも怖くなっていましたね~急行がダメなんですよね。
今考えると原因は生活の不摂生で、身体にストレスがかかっていたんですね!

その当時、ストレスで髪の毛が今よりかなり薄くなっていました。(今は加齢で髪に弾力が・・・涙)
この時期に本院の鈴木院長に会っていたら、かなり注意されそうですね。笑